産後の肩こりはなぜ起こるのですか?
A: 産後はホルモンバランスの変化と抱っこの時の姿勢により首と方に負担がかかり症状がでてきます。赤ちゃんの抱っこや育児の際に広背筋を上手に使えるようになることで肩こりや首こりは軽減できます
産後の肩こりを改善するための簡単なストレッチはありますか?
A: はい、自宅でできるストレッチや姿勢を意識したエクササイズがあります。
筋肉が張っている、凝っているところだけをストレッチするのではなく、からだ全体のバランスをみながら必要なストレッチを指導させてもらいます。
最近はYouTubeなどの動画でストレッチや体操が出てきますが、あなたにとって必要なエクササイズを丁寧に指導します。自己流でやっていると効果が出ないストレッチになっていることもよくあります!
授乳中の首こりを軽減するにはどうしたらいいですか?
A: 授乳クッションの使用や、授乳時の姿勢(背中だけではなく、骨盤を立てる)を改善することで首への負担が軽減されます。出産直後は姿勢を安定させるインナーマッスルの働きが悪くなることで、姿勢が崩れがちです。
座った時に骨盤が立つように心がけましょう!
肩こりがひどいとき、湿布や薬を使っても大丈夫ですか?
A: 一部の湿布や薬は授乳中でも使用可能ですが、事前に医師に相談してください。
からだ筋肉整体院・鍼灸院では資格上、湿布やお薬についてはお答えすることができません。
産後の肩こりはどのくらいの期間続きますか?
A: 個人差がありますが、育児が始まってから8ヶ月〜11ヶ月程度続く方が多くおられます。11ヶ月くらいからは抱っこをする回数が少しづつ、乳児期よりも少なくなることで肩こりの症状が軽減していきます。
姿勢を良くすることで肩こりを予防できますか?
A: はい、正しい姿勢を保つことで肩こりや首こりを予防することができます。
特に授乳や抱っこ時の姿勢を良くすることが大事です。
ですが、からだの緊張(筋肉のこわばりが強い)と良い姿勢をすること自体が辛いというのが現状です。からだ筋肉整体院・鍼灸院では初めにからだの緊張を取り、早い段階で良い姿勢が取れる状態にからだを持っていくことが必要である。と考えています。
産後の肩こりに鍼灸治療は効果がありますか?
A: 鍼灸治療は血行促進や筋肉の緊張を和らげる効果があり、日頃から育児で休む間もなく気が張っているママさんたちに正常な刺激を覚えてもらうことでからだ感覚をリセットすることができます
肩こり以外にも産後に現れる体の不調はありますか?
A: 腰痛や膝の痛み、手首の腱鞘炎、骨盤の不安定さなど、産後特有の体の不調が現れることがあります。からだ筋肉整体院・鍼灸院では産後の症状を得意としており、肩こり、首こり以外の症状もご相談ください。
抱っこひもを使うと肩こりが悪化します。正しい使い方を教えてください。
A: 抱っこひもはひもの長さの調節が大切で、肩と腰で均等に体重を支えるように、
腰ベルトの巻く高さを低くして、肩ベルトを短くすることで赤ちゃんとママの距離が近くなり、肩への負担が少なくなります。
※赤ちゃんとママとの距離が近くなることで赤ちゃんは呼吸がしにくくなるのでご注意ください。
産後の肩こりは自然に治ることがありますか?
A: 時間と共に改善する場合もありますが、ほとんどの場合は適切なケアができていないことの方が多く、症状が長引く、もしくは悪化してしまうことが多いと思います。
適切なケアを早期にすることにより症状は軽減します。
肩こりが原因で肩甲骨周りにも痛みが出ることがありますか?
僧帽筋・肩甲挙筋という肩こりに直接、関係する筋肉が肩甲骨や背中の方まで続いているので、
肩こりが原因で背中や肩甲骨のあたりまで痛みが広がることがあります。肩こり・首こりの症状を改善するためには肩甲骨の動きや背中の可動域を改善する。といった総合的な視点が必要になってきます。
他にもお困りのことがありましたら、からだ筋肉整体院・鍼灸院にご相談ください。